地方でのリモートワークで刺激不足や孤独を感じた時に試していること
これまでリモートワークになってどういうところが良かったか、どうやって工夫しているか、など記事をいくつか書いてきましたが、リモートワークする人やフリーランスの人が感じるのが「孤独」だと思います。もちろん、一人でやるのも全然人と話さなくてもOK、みたいな人はたまにいるとは思いますが、僕はチームで働くのも結構好きなので、仕事上でほとんど会話がないのはけっこう辛かったりします。最近特に変化したと感じていることが、
- 話すことが減ることで自分の思考が整理される機会が減る
- 雑談での気分転換ができない(家族ではなく仕事仲間との雑談)
などです。そこで、これらのアウトプットに変わるものとして、いくつか試しているものがあります。
ブログ
ここ数ヶ月、週に1回は更新するようにしています。せっかく札幌でリモートという少し変わった働き方をしているので、自分のやり方や感じたことを発信することによって誰かの役に立つかもしれない、という思いがありやり始めました。そこで気づいたのが、ブログを習慣的に書くことで日常生活で色々とどういうことがネタになるのか、とか自分の生活を客観的に見るようになりました。それと同時に、他の人と会話をする時間が減った分、文字を書くことで自分の思考をアウトプットして整理する代替手段にもなることに気づきました。継続的に文章を書いていると、徐々にスムーズに言葉が出てくるようになってきます。
読書
もともと読書をあまりしないのですが、読書をしている間は文章を理解するのもそうですが、読みながら色々なことを考えたりできるので、個人的には好きな時間です。他人と会話しながらなにかを考えたり、ひらめいたりすることが減ってしまうので読書をしながら何かを考える時間はとても貴重です。
Podcast
自分がエンジニアとして技術的な刺激を受けることがたまにあるのがPodcastです。これはかなり個人差があると思いますが、自分の場合は記事や書籍などよりも音声メディアであるPodcastで技術ネタを聞いた時の方が、やってみようかなという気が起きます。少し前はrebuild.fmが有名でしたが最近は色々なPodcastが増えてきているので聞くのが楽しみです。
Rebuild - Podcast by Tatsuhiko Miyagawa
コミュニティに参加する
これはまだ自分は参加したことがありませんが、エンジニアに限らず地域ごとに色々なコミュニティーがあるはずです。最近良く目にするのが、「複数のコミュニティに属すると精神的に安定したり豊かになる」というものです。その理屈としては、ある一つのコミュニティで評価されなかったとしても別なところで評価されていれば自分に自信が持てる、みたいな感じのようです。プライベートも仕事も色々な場所に属することで自分を客観的に見れたり、1つで失敗しても大丈夫という心の余裕も持てるようになります。自分で似たような環境に置かれている人を集めて、コミュニティや会社を作ってしまうというのも一つの方法かもしれません。
オンライン勉強会
これは自分が以前、会社にいた時にやっていたのをそのままリモートになってもやっているものですが、オフィスに居るメンバーと週に1回リモートで繋いで、技術的な勉強会をやっています。具体的には、スマートフォンのアプリ開発関連の新しい技術をしらべたり、実際にモブプロで順番にコードを書いたりしています。刺激にもなりますし、雑談しながらやるのでメンバーとのコミュニケーションもとれて、良い気分転換になります。
まとめ
リモートワークやフリーランスというと、一人で仕事をする時間が圧倒的な割合を占めるわけですが、それが気が楽だし、自分のやることに集中できるというメリットは感じています。しかし、どんなこともそうですがメリットだけではないので、今回書いたようなデメリットもあります。そんな時に色々と工夫しながらやっていくと、よりリモートやフリーランスのメリットを享受できるはずです。これからも色々と試行錯誤しながらやっていこうと思います!