北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

地方移住&リモートワークを始めた2018年の振り返り&2019年の計画

f:id:pawpuro10:20190101152626p:plain

2018年は会社員からフリーランスになったり、札幌に移住してリモートワークを始めたり、自分の仕事やライフスタイルが大きく変わる年でした。世の中でも副業やリモートワークというワードを頻繁に聞くようになり、自分でも実際にやってみた人もいるかと思います。ちょうど2018年が終わったこのタイミングで振り返ってみたいと思います。

ざっくり振り返ると、最初はリモートワークの新鮮さを感じていたものの、途中から孤独や雑音のなさから来るモチベーションダウンしていました。後半はそれらを克服しつつ、リモートワークを活かした働き方ができつつあったかなと思います。

最初は順調、しかし、、

最初は、満員電車で通勤するストレスがなかったり、仕事を始めるギリギリまで寝ることができるなど、色々と新鮮でメリットに感じる部分は多かったです。しかし、それもすぐに慣れてしまうのと、逆に通勤がないことで運動不足になったり、身体が温まらず一日中身体が寒い、というデメリットにも徐々に気付き始めました。また、オフィス時代は他の人の会話や程よい雑音が、何かしらアイディアの元になったりすることがあったんだな、ということもわかりました。おそらく、オフィスに居る時は、意識せずとも周りの状況が目や耳から入ってきたものが、リモートワークになると一切無くなってしまうので、自分から意識して社内の資料を見たり、数字を見たり、自分から積極的に情報を取りに行くことでインプット量をカバーする必要があることに気付きました。最近ではSlack上でのやり取りがかなり多くなったため、リモートワーカーにとって、やり取りをSlackに集約してもらうというのは非常にメリットが大きいです。自分は退職前に社内のSlackの導入を推進していたので、非常にやってよかったことの一つです。

集中力というよりは切り替えの難しさを感じる

「家で集中できるの?」というのはよく聞かれることですが、集中というよりは切り替えがしにくくなりました。通勤の話でも書きましたが、オフィスに行けば仕事を始めるスイッチになるので、比較的すぐに仕事に入れると思います。しかし、家で仕事をしていると、デスクに座ってから集中して仕事モードに入れるまでに、ネットで仕事とは直接関係ないことをやってしまったりして、10分とか15分かかってしまうこともよくあります。ただ、一度集中してしまえばオフィスよりも集中できるし、捗ることは多かったです。これは、自分の中で仕事に入る前のルーティンなどを作るとより、パフォーマンスは上がるのではないかと思っています。

プレッシャーが増したこと

プレッシャーが増えたことといえば、オフィスに居る時は出社していれば一応見た感じ働いているので、その日技術的に難しい課題があり、実装があまり進まなかったとしても、後ろめたさは少ないと思います。しかし、リモートワークをしていると、実装が進まなかった=アウトプットが少ない(遅い)ということになりかねませんので、その点オフィスに居るよりもプレッシャーを感じることは多かったです。自分の場合は、毎日朝に日報として進捗を送っているので、前日進まなかった場合はどういうところでハマった、とかそういう細かい共有を他の人よりもすることで状況を伝えるようにしています。

リモートに向いていること・向いていないことを意識し、割り切る

最初はリモートになっても、オフィスで働いているときよりもパフォーマンスを出すぞ!と張り切っていました。しかし、全部リモートでやろうとすると無理だということに気が付きます。例えば、仕様の細かい相談を受けたり、すぐに対応してほしいトラブルの相談、などは対面で伝えられるメンバーに言ったほうが確実ですし、情報共有も口頭のほうが楽です。このようなケースはオフィスのメンバーにまかせてしまったほうが良いです。逆に、オフィスに誰もいない夜間のトラブル時などは、リモートでいつも仕事をしている自分のほうが環境も整っていますし、対応もし易いので、積極的に関わるようにしていました。

もう一つ、仕様の細かい詰めなどは口頭のほうが早い、というのは上記でも書きましたが、要件は決まっていてエンジニアだけで方針を決められるタスク(サーバーの構築など)はリモートワークの人に向いているものだと思います。個人的には、そのようなタスクの中で、技術的に新しいことをするようにしていました。(Dockerを本番環境で使っていなかったので使ってみるとか)

札幌に移住して

僕の場合は東京から札幌に移住したわけですが、まず家からあまり出なくなったため、あまりお金を使わなくなりました(特に飲み代)。毎月東京には行っているので飛行機代と宿泊費で3万ほどかかるようになりましたが、それを差し引いてもかなりプラスです。あと、車大好きな自分としては渋滞なしで色んな所に自分の車で行けるのがとても嬉しいです。ただ、札幌に帰ってきた途端に北海道胆振東部地震が起きたのには驚きましたが。。

www.musclemikiya.net

20代は東京で過ごしてとても楽しかったなと思っていますが、これから子供ができたり家族で出かけたり、を考えると圧倒的に札幌のほうが動きやすいので、ちょうど良いタイミングでの地方移住だったかなと思います。とはいえ、月一くらいで東京に行っているので、引き続き東京には気分転換として行きたいと思います。

2019年の計画

2018年はとりあえず、働き方を変えた年だったので、まずは安定して働く基盤を作るということをやってきました。無事、安定して働けるようになってきたので、2019年はもう少し新しいことに挑戦していきたいなと思います。今は元々いた会社から仕事をもらったり、関わっていたプロダクトをそのまま手伝ったりしていますが、別な形でもお金を稼げるようになりたいなと思っています。具体的には、せっかく地元に戻ってきたので、地元でのつながりを増やして、そこで仕事のつながりを作ったりしたいなと思っています。2019年も引きこもりつつリモートで色々やっていきたいと思います!!