北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

Xiaomi Mi Smart Band 4をTicWatch Proと比較してみた

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最近、非常に安くて電池持ちが良いと評判のXiaomiの格安のスマートウォッチ(以下Mi4)を購入して、以前から使っていたTicWatch Pro(以下TicWatch)と比較してみました。今までAppleWatch Seriese2→TicWatchProを使ってきた自分ですが、スマートウォッチには下記の機能が揃っていれば十分だと思っています。

  • アラーム
  • 携帯を探す
  • 通知を見る
  • 心拍を計測する
  • 睡眠ログを取る

Mi4にはこの機能がすべて揃っている上に、それぞれの機能のUXもそこまで悪くないのがすごいところです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

価格

Mi4は約4,000円とおもちゃの時計か!?と思うくらいの価格です。一方で、TicWatchは約40,000円でMi4の10倍、結構いい時計が買えるような値段です。

通知

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比べるとわかりますが、フォントやアイコンが違います。また、画面の横幅が狭いので横書きの通知は少々見づらいです。ただ、スマホに通知が来てからスマートウォッチが振動する速度はMi4の方が3秒ほど早いです。

通知に関しては、アイコンが表示されるアプリとそうでないアプリがあります。

  • アイコンが表示されるアプリ
    • LINE, FacebookMessengerなど
  • アイコンが表示されないアプリ
    • Slack, その他多数

バッテリー持ち

Mi4は最大20日、TicWatchは2~30日と書かれています。実際使った感じだと、Mi4はめっちゃもちます。13日くらいは余裕で持ちそうです。それも30分ごとに心拍測定、数日おきにランニングした状態での結果です。

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TicWatch Proの省電力モードのディスプレイ

一方、TicWatchは2日が限界です。TicWatchはディスプレイが2重構造になっていて、時計表示のみのモードがあります。その状態だとおそらく30日持つかもしれないですが、そもそも通知も見れないのでスマートウォッチとしての役割を果たさなくなります。

各種計測機能

自分が使っているのは、

  • ランニング
  • 心拍測定
  • 睡眠測定

です。それぞれGoogleFitに連携することができます。ランニングはMi4自体にはGPSが内蔵されていないため、スマホとセットで使う必要があります。心拍測定は特筆することはありません。

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睡眠計測に関しては、若干グラフがわかりにくいのと、深い眠りと浅い眠りがAppleWatchほどの正確さはないと思います。入眠時間や起床時間は割と正確なので、毎日の睡眠のログとしては十分使えるレベルです。ちなみに、TicWatchは睡眠測定機能はありません。

ネガティブポイント

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  • 充電器のケーブルが短い
  • 充電する時にバンドから外す必要がある
  • 手首を傾けた時にディスプレイが点灯する速度が若干遅い(設定で敏感にしても)

という感じで、ネガティブポイントがあるもののどれも致命的ではないんですよね。充電ケーブルもバンドから外さないクリップ式でケーブルが長いやつがサードパーティーから出ていたりもするので、何とかなりそうです。

まとめ

自分はMi4を買って、結構感心しました。今まで安いガジェットは結局使えないものが殆どで、今回のスマートウォッチも同じだろうと思っていたら、圧倒的に安いのに必要な機能は揃っていて、かつ使い勝手も悪くないというのが本当にすごいです。個人的には通知とバッテリー持ちがスマートウォッチの命だと思うので、その2つがしっかりしていて、かつ4000円で買えてしまうのは奇跡です。壊れても失くしても、4000円なのでそこまで痛くないし、おすすめです。