リモートワークを長く快適に続けるためには
ここ最近、リモートワークになった人がかなり多いと思います。リモワを始めた人から聞く声は、「リモートワーク快適」とか「今までの通勤とかがどれだけ無駄だったんだろう」のようなポジティブな声がかなり多いように感じます。2年ほどリモートワークのみで働いている自分の経験からすると、最初の1ヶ月とかは快適なんだけど、段々とリモートワークのネガティブな声もこれから聞こえてくると思います。
今後、長く快適にリモートワークをやるためにはどういう工夫が必要なのかを今回はまとめてみました。
デスク環境
大きいデスク
目安としては、ダイニングテーブルくらいのサイズがあるととても仕事がしやすくなります。幅も重要ですが、特に奥行きがあると物を置くするスペースや、ディスプレイから程よい距離を確保することができます。大体、幅は150cm以上、奥行きが70cm以上あるとディスプレイを2枚使っても問題ない広さが確保できると思います。
良い椅子
家の食卓や、安いオフィスチェアでとりあえずは仕事している人も多いかと思いますが、今後腰痛や肩こりに悩まされると思います。早急に良い椅子を買うことをおすすめします。
自分が使っているのはエルゴヒューマンという椅子ですが、高機能オフィスチェアの中では安い部類に入るのでおすすめです。
Ergohuman オフィスチェア ベーシック ハイタイプ EH-HAM BK(KM-11)
- メディア: ホーム&キッチン
椅子はちょっと買えない、、という人には普通の椅子の座面に敷いて座るBack Joyというものがあります。これは皿のようになっていて、座ると自然と骨盤が立つようになっています。安い椅子にこれを敷くだけで腰痛などがかなり軽減されるはずです。自分も椅子を買う前の数年間はこれを使っていました。
ディスプレイ
家でノートPCだけで仕事をしていると、目線が下がってしまうので姿勢が悪くなる原因になります。外部ディスプレイや外付けのキーボードを使うことで姿勢の自由度が広がるので、ぜひ使ったほうが良いです。
最近は4Kのディスプレイがかなり安くなってきました。スペースの問題もあると思いますが、個人的には27インチくらいがスペースと作業範囲のバランスが良いかなと思っています。僕は32インチを2枚使ってるんですが、ちょっと大きすぎるので27インチでも良かったなと思っています。
下記はLGの商品ですが、選ぶときはなるべくベゼルが狭いものを選ぶと2枚並べてもつながっているように見えて良いです。
マイク
オンラインでの打ち合わせのときに欠かせないのがマイクですが、基本的にはApple純正のイヤホンマイクが一番オススメです。音質はけっこう良いですし、全く問題なく使えると思います。
より音質にこだわりたい人は、コンデンサーマイクを使うと良いでしょう。SonyのコンデンサーマイクがAmazonなどでも上位に出てきますが、正直ホワイトノイズが大きく音質も特に良くないのであまりおすすめしません。
僕はマランツプロのMPM1000-Uというマイクを使っています。(マイクスタンドが必要になりますので、無い方はスタンド付きのものを選んでください)
マランツプロ USBコンデンサーマイク 生放送・録音・ポッドキャスト MPM1000U
- 発売日: 2016/12/07
- メディア: エレクトロニクス
また、どうしても会議室などで複数人が一箇所に集まる場合は、下記のような高性能なスピーカーフォンがないと、聞き取る側がよく聞こえず会話に参加しづらくなってしまいます。極力、一人ひとりがイヤホン&マイクをつけて話すのが理想です。
運動不足
リモワを始めて徐々に問題になってくるのが運動不足です。オフィスに通勤している時はまあまあ歩くし、程よく運動をしていることに気づきます。家でリモートワークするようになると、本当に動かなくなります。それに伴って、
- 太る
- 免疫が下がる
- 気分が落ち込む
- 仕事とプライベートの切り替えがしづらくなる
などなど色々なデメリットが生じます。通勤って意外とメリットが多かったんだなと気づくと思います(満員電車を除く)
定期的な運動
朝は余裕を持って起床して、軽く運動するのがおすすめです。身支度をして近所を10分くらい散歩するでもいいし、日が当たるリビングなどでストレッチしたり、軽い筋トレをするのもおすすめです。こうすることで身体が暖まって代謝が上がり、その後デスクワークしている間も脂肪燃焼しやすくなります。何より、朝運動することで気分よく仕事を始めることができると思います。
実際に僕は、
- 朝の1分逆立ち
- 時々昼の散歩
- 週2回の夜ランニング
- 夜寝る前の筋トレ・ストレッチ
をするようにしています。そのおかげもあり、体重はほとんど変化無しですし、風邪もほとんど引きません。ただ、デスクワークにつきものの肩こりなどには悩まされていて、トリガーポイントボールやフォームローラーを毎日使っています。
まとめ
リモートワークは理想の働き方と言われることがありますが、2年以上リモートワークをしている僕にとっては、リモートワークが理想だとは思いません。オフィスが恋しくなることもあります。ここ数ヶ月はコロナの影響でリモートワークをする人が増えていると思いますし、今後も更にリモートワークという働き方には注目が集まるはずです。
特にリモートワークは自分を律することが重要で、今後色々と悩むことが多くなると思います。オフィスでやっていた同じ仕事が、なぜかリモートワークだと刺激がないように感じることがあるかもしれません。ぜひそんな時は、気分転換、運動、プライベートと仕事の切り替えを意識すると改善されるかもしれないので、ぜひ試してみてください。