フリーランスエンジニアが移動時間を有効活用する方法
リモートで仕事をしているエンジニアは外でも移動中でも基本的にはどこでも仕事をすることが可能です。しかし、ネット環境がなかったり極端に悪かったりすると仕事を進めることが難しくなります。例えば飛行機の中とか。そのような時にどういった時間の使い方ができるのかを考えてみたいと思います。
移動時間や待ち時間を分類してみる
移動中は座って作業ができないのでPCを使えなかったり、PCが使えてもネット環境がなく、調べ物ができなかったり、ローカル環境以外で開発ができないなどと色々と制約が発生します。それぞれ分類してみましょう。
1. 電波はあるがスマホしか使えない
このケースは立っているときが多いはずです。
- 電車のホームで電車を待っている
- 電車でベンチシートの座席で座っているか、混んでいて座れない
2. PCとネットが使える
座ることができ、電波がある場所にいるケース。
- バスでの移動中
- 空港などで飛行機を待っている間
- 新幹線や飛行機などでネットが使える
3. PCは使えるがネットが使えない
- 飛行機内でwifiがなかったり、速度が低速
- トンネルの多い新幹線に乗っていて電波がない
タスクを分類してみる
ここでは自分のタスクをざっくりと分類してみます。
1. スマホだけでできるタスク
- Slackへの返信
- コードレビュー(動作確認はできない)
- 実装のやりかたを調べる(どんなツールを使うかなど)
- ブログを書く
2. PCとネットが必要
- 調べながらコードを書く(今まで実装経験がない)
- クライアントのアプリはローカルで動作しているが、本番のAPIに接続してデータを確認したい場合
- コードレビュー(動作確認を含む)
3. PCのみ必要
- コードを書く(今まで実装したことがあり、同じような機能を実装する場合でローカルのコードが見られる)
- 実装する前の設計を考える
- ブログを書く
意外と移動中にできるタスクが多い?
ざっと分類してみましたが、ネットやPCがなくてもできるタスクが多いことに気付きます。普段ネット環境がある場所でPCに向かって仕事をしていると、それらがないと仕事にならないのでは?と思いがちですが、必要な環境ごとにタスクを分類してみるとオフラインでも仕事ができるんですね。実際に時間を有効に使うためには、移動前にオフラインでもできるタスクを残しておくことも大事だと思います。具体的には、
- Slackへの返信で時間がかかりそうなものに返信する
- 3つくらい競合のツールがあるが、それぞれどんな特徴があるか調べる必要がある
- ネタを考えていたことをブログにする
などなど、数日内に長時間の移動を控えている人は、仕事をする時にオフィスや自宅でなくてもできるものはないか、という視点で自分のタスクを見ておくと、より時間を有効活用できるかもしれません。
まとめ
という感じで、移動時間も仕事をしよう!みたいなテンションで書いてしまいましたが、実際は移動時間中は読書をしたりぼーっとすることもあります。そのほうが良い気分転換になったり、良いアイディアが浮かぶこともあるかと思います。今回書いたことは、あくまでも移動時間の半分とか1/3ををこのような使い方をしてみると、有意義に過ごせますよということです。
最後に移動中に使える便利グッズを紹介して終わりです。
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これは以前の記事でも紹介しましたが、データ専用の格安SIMを入れてMacにUSBで接続するとネットが使えてしまうUSBドングルです。スマホのバッテリーも喰わないし、テザリングするよりも圧倒的に便利。
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PCが使えればOKですが、スマホやタブレットで文章を書きたい場合、こういうBluetoothのキーボードがあると、手軽に文章が書けるのでおすすめです。