北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

確定申告を楽に終わらせるためのちょっとした工夫

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そろそろ確定申告やらないとなぁ〜という時期が来ました。僕はというと今回で3度目の確定申告だったのですが、今年もすでに完了しました。前回までは白色申告だったので簡単だったのですが、昨年から完全にフリーランスになったこともあり、今回から青色申告になりました。色々と大変になるかな?と思っていたものの、下記に書いてあることを普段からやっていれば、全然楽勝でした。

早速、普段から僕がやっていることを紹介していきたいと思います。

事業用クレジットカード&銀行口座を用意する

クレジットカードと銀行口座は個人で使っているものとは別に、事業用のものを用意することをおすすめします。これがあることで、プライベートと事業で使ったものの仕分けをする手間がなくなることで、経費を帳簿につける作業が殆ど自動化できてしまいます。

具体的にどんなカードで作ればよいかというと、別に何のカードでもOKです。個人事業主の場合は屋号があったりしますが、屋号は使わず個人名でクレジットカードも銀行口座も作ることをおすすめします。屋号で作ろうとすると、対応しているところがかなり限られてしまいます。僕も屋号で作ってしまったのですが、デメリットを感じることのほうが圧倒的に多いです。。クレジットカードは楽天カードなどポイントが貯まるものにして、銀行は住信SBIネット銀行や楽天銀行など振込手数料が月に数回無料の銀行を使うと良いと思います。ジャパンネット銀行は屋号が使えたり、ビジネス向けでオススメされることが多いですが、手数料も安くなくあまりメリットはないのでおすすめできません。

クレカ + 銀行 + 会計ソフトで帳簿付けを自動化する

会計ソフトは確定申告の時だけ使えばいいや、と思っている人もいるかもしれません。確かに年明け頑張ればできないことはありませんが、期初から会計ソフトを使ったほうが圧倒的に楽です。先程のクレカと銀行口座と連携することができるので、売上が入金されたり経費をカードで支払ったりしても、自動的に会計ソフトに記録されます。領収書をとっておいて、後から入力するのはアナログだし非常に面倒くさい作業です。今どき家計簿だって、マネーフォワードとクレカや銀行口座を連携させる時代なんですから。また、請求書の発行や送付も会計ソフトを使うと画面上でできるものもあるので便利です。確定申告の書類提出はいくつか方法がありますが、自分は添付書類とかも省くことができるe-taxでやっています。マイナンバーカードとICカードリーダーがあれば簡単に申告できるのでおすすめ。

NTTコミュニケーションズ 接触型 USBタイプ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom

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月に1回のチェックが後々楽になる

会計ソフトとクレジットカードや銀行口座の連携で、ほとんど自動化できるんですが、カードの明細などを見て分かる通り、取得できる情報は店舗名や会社名が限界です。なので、具体的に何に使ったかどうかまでは会計ソフトで判別できないことが多いです。タクシーなどは「〇〇交通」などある程度パターンがあるので、自動化しやすいですが、飲食店やAmazonなどで買い物をした場合は手動で仕分けをする必要があります。この作業を年末までやらずにいると、大体何に使ったかを領収書やAmazonなどの購入履歴を見ないと思い出せなくなってしまいます。この作業を月1でやることで、何に使ったかを自分の記憶で仕分けできるようになります。また、毎月経費をどれくらい使っているかがわかるので、年末になる前に利益もおおよそ計算できますし、経費をもっと増やすのか減らすのか、などの調整もやりやすくなります。

まとめ

僕も実際に確定申告をはじめる前は、周りを見ていて年度末に苦労するんだろうなぁ、と思っていました。ところが、実際にやってみると今回書いたことをやっていたおかげで、数時間もあれば確定申告ができてしまうということがわかり、非常に安心した記憶があります。今年からフリーランスになる人や、副業で確定申告が必要になる方はぜひ今回書いたことを意識してやってみてください。

  • 事業用のクレカと銀行口座を作る
  • 会計ソフトは1年を通して契約する
  • 月1回会計ソフトに取り込んだクレカや銀行の明細の仕分けをする

ちなみに僕はfreeeを使っています。他にもマネーフォワードや弥生など無料で使えるものもありますが、使い勝手や機能ではfreeeがおすすめです。

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