北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

家の書斎のwifiの電波が弱かったのでメッシュWi-Fiを導入してみた

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今回は鉄筋コンクリート造のマンションのWifi電波を改善したことについてです。僕は自宅である、3LDKのマンションで仕事をしているんですが、LAN配線が唯一あるキッチンとは廊下を隔てて距離が離れています。そのため、光ファイバーなのに速度が20Mbpsを下回ることもしばしば。。

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ちなみに、使っていたルーターはBuffaloのものでそこまで評判は悪くありませんでした。RSSIは-63dBmなのでめちゃくちゃ悪いっていうわけではないですが、スマホなどアンテナが小さいデバイスだとかなり電波は弱くなってしまっていました。そこで、いくつか対策を調べてみることにしました。

ハイパワールーターに変える

それまで使っていたルーターは、3LDK用でスペックが悪いものではありませんた。ただ、鉄筋コンクリート造3LDKのマンションの端から端までは流石に厳しかったため、より広い範囲でカバーできるルーターを探すことにしました。しかし、1台だと限界があるのと、値段の幅がかなり広いので別の案にすることにしました。

中継機を設置する

今回の用途だと中継機は安くてお手頃かなと思いレビューを見たりしていると、接続が安定しないとか移動した時のAPの切り替えが上手くいかない、などネガティブなものが結構目に付きました。そこまで高くはないものの、確実に今回の問題が解決できないと嫌なので中継機案はパス。

メッシュwifiを導入してみる

この案を採用しました。いくつかメッシュwifiも候補があったんですが、値段と使い勝手のバランスからTP-Linkの製品にしてみました。トライバンドとデュアルバンドで悩んだんですが、回線速度自体が400Mbpsを超えることもないので、デュアルバンドを選択しました。

決めた理由は、

  • 同じSSIDで接続でき、切り替えも違和感なくスムーズに接続される
  • 子機と有線接続ができる
  • 将来的に家が広くなったりした場合、子機を追加できる

導入してみて

親機は今までどおり、LAN配線があるキッチンに設置しました。子機は下の写真のように書斎のカーテンレールに引っ掛けてあります(見た目が悪いけど。。)。

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結果が、、

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元が20Mbpsとかに落ちていたので、大幅に改善されました!電波状態もRSSIが-63dBm→-50dBmに改善されました。そして、今回もう一つ期待していたのが子機とPCを有線でつなげるやつです。親機と子機の間で無線通信しているので、更にPCと無線で通信すると多少速度は落ちると思ったので、試しにMac miniと子機を有線接続してみました。

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結果は更に10Mbpsアップしました!時間帯によっては90Mbps台になることもあるので、かなり高速になりました。マンションの光ファイバー(ソフトバンク光)だとこのくらいの速度が限界かなぁという感じです。特に遅かったスマホでのwifiも非常に快適になりました。

まとめ

メッシュwifiの存在は知っていましたが、なかなか導入するに至りませんでした。今回使ってみてとても良いものだということがわかりました。設定も非常に簡単でルーター自体の大きさもとても小さいので、電波の強さ大丈夫か?と心配したものの、それも問題なく家の端でも回線速度に近いスピードを得ることができました。今回選んだのがTP-Linkというメーカーの製品だったんですが、設定はアプリを使ってBluetoothでルーターと接続してイントロダクションに沿ってやるんですが、設定のわかりやすさに感動。調べてみると中国のメーカーだったことも更に驚きました。最近の中国企業の製品が非常にクオリティが上がってますね。更に、アプリのUI/UXもとても良く考えられていて、日本の製品は完全に追い抜かれてしまったなぁと感じます。

ということで、同じようにWifiの電波で困っている方はぜひメッシュWifiを導入してみると改善するかもしれません。