メインマシンをMacBookPro 2016からMac mini 2018にアップグレードした
フリーランスになり、仕事もプライベートも2016年モデルのMacBookPro(TouchBarなし)を使っていましたが、いくつか不満と心配事がありました。
- iOS/Androidアプリの開発、ローカルでDockerを使ったりするとMBP2016が少々パワー不足
- 故障した場合、北海道にはAppleShopがないため、修理に時間がかかり仕事ができなくなる
なので、そろそろ2019年になったらMac miniでも買おうかな、と思っていたそんな時、タイミングよくPayPayのキャンペーンがあり、Mac miniの2018モデルを購入しました。実際に比較しつつ、今後どのような使い方ができるかを探っていこうと思います。
スペック&価格
今回購入したMac miniと以前使用していたMBP2016(TouchBarなし)のスペックを比較していきます。
項目 | MBP | Mac mini |
---|---|---|
CPUとクロック数(Normal/TurboBoost) | Core i5(2.0GHz/3.1Ghz) | Core i5(3.0GHz/4.1GHz) |
コア数 | 2 | 6 |
メモリ | 16GB | 16GB |
SSD | 256GB | 256GB |
価格 | 182,304円 | 156,384円 |
大きく変わったのはCPUの部分ですが、同じCore i5ですが6→8世代目に進化しています。特にコア数が2→6になったことがポイントです。メモリは最大64GB搭載可能で、おいおい自分で32GBに増設しようと思っていますが、現状の用途では不足しているということはありません。
端子類
端子類は既にいろいろな記事なっている通りですが、メインの端子としてはUSB-C * 4 + USB-A * 2 + HDMIが搭載されています。ディスプレイは2台繋いでいて、USB-CとHDMIでそれぞれ接続しています。MBPの場合は、USB−C一本で電源もディスプレイも済んでいたので、その点は非常に便利でした。 USB-Aが残ったのがありがたい点ですが、やはり2つだと足りないので、USB-CからAに変換するハブを接続しています。
また256GBのSSDだとストレージの容量不足になりそうなので、Thunderbolt3対応の外付けSSDなどで対応しようかなと思っています。
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パフォーマンス
仕事上、XcodeでのiOSアプリの開発が多いため、実際にアプリのビルド時間を計測して比較してみることにしました。比較したアプリは、Swiftで実装されたそこまで規模の大きくないiOS向けのアプリです。下記は実際にXcodeでClean&Buildした時間です。
MBP | Mac mini |
---|---|
03m21s | 01m14s |
かなり高速になりました。時間で言うと、半分以下です。iOSのアプリのビルド中は他の作業をするにもPCが重くなってしまったりするので、筋トレをして待っていたので非常にありがたい!!
今後の2台のマシンの使い分け
今まではMBP一台で自宅&外の作業をこなしていたわけですが、今後は自宅はMac miniで外出時はMBPという使い分けになりそうです。しかし、どうしても2台あると少しですが環境の差異ができたり、「あ、あのファイルがない。。」みたいなことになるので、外出先からもMac miniの操作ができるようにリモートデスクトップ環境にしようかなと考えています。
この方法なら、外でもMac mini環境でXcodeのビルドを走らせたりすることが可能になるので、MBPのバッテリーを節約しながら開発できる、みたいなメリットもあります。(リモートデスクトップもバッテリーを喰うかもしれないけど。。)また、この方法なら更に軽量なMacBookAirとかでも、気兼ねなく開発マシンとして使うこともできそうですね。
まとめ
ということで、感想としては自分の用途にはかなり合っており、コスパも良い選択だったと思っています。ただ、家で仕事をするにしても、ローカルのマシンパワーが必要のない開発や、動画の編集はしません、みたいな人には若干オーバースペックのような気もします。とはいえ、ノート型に比べてファンの音が静かだったり、デスクの上に置いておいてもインテリアとしてオシャレに見えるなど、マシンパワー以外にも良い点はあるので、ディスプレイが既にあって安価にMacのマシンを手に入れたい、という人にはMac miniはおすすめできると思います。(高くなった!とか言われてますが、それは中身がそれなりに良くなってるので仕方がない)