北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

会社員エンジニアからフリーランスに転向する時やったこと

f:id:pawpuro10:20180802151925p:plain
会社員がフリーランスになる時にやらなければいけないこと&やったほうがよいことをまとめました。手続きが色々あって結構面倒ですが、特に一番最初の開業届け&青色申告の手続きは、確定申告時の控除が大きくなるので早めにやっておくことをおすすめします。

開業届&青色申告承認申請書提出

開業freeeを使えば、開業届や所得税の青色申告承認申請書も作成できるので、それを最寄りの税務署に郵送すればOKです。しばらくして、ハンコが押された控えが返送されてきます。屋号という個人の会社名みたいなものがあるのですが、僕は一応登録したものの、特になくても良いかなと思います。また、会社員時代でも副業OKであればこの手続はやっておいたほうが良いと思います。
https://www.freee.co.jp/kaigyou/

事業用口座&カード

上にも書いた屋号と関連するのですが、屋号を口座の名義に使える銀行とそうでない銀行があり、僕は屋号が使えるジャパンネット銀行にしました。しかし、振込手数料が高かったり、あまりメリットを感じていません。であれば、住信SBIネット銀行などに個人名義で口座を作って、そこを事業専用にしてしまったほうが良いなと思います。要は、プライベートと事業用が分かれていればよいので。クレジットカードも同様に、分かれていたほうが後々確定申告をする際などに分かりやすい、ということです。

僕が使っているのは、

任意保険の切り替え

僕の場合は元々、前の会社で入っていたIT健保を任意継続しました。任意継続するかどうかは、その保険で受けられる付加サービスと保険料を計算して、国民健康保険よりもメリットがあれば継続すればよいと思います。確定申告書にデザイン業務の記載がある人は日本イラストレーション協会に入れるようなので、その協会が提携?している文芸美術国民健康保険組合に入れれば大幅に保険料は安くなります。僕も次回の確定申告後に切り替えようかなと思っています。

年金の切り替え

本当にもらえるのか?いつもらえるのか?というのはありますが、厚生年金から国民年金への切り替えが必要です。会社からもらった年金手帳を持って、最寄りの年金事務所に行って手続きをすればOKです。クレジットカード払いにすると楽ですが、最初の数回は振込用紙で振込になるはず。付加年金という月に400円プラスに払う制度があり、2年払えば元が取れるらしいのでそれも払うことにしました。

401kの切り替え

切り替えは会社で401kをやっていた人のみ必要ですが、401kの掛け金が非課税になるので節税になります。退職後、401kに入っていた証券会社から書類が送られてきます。フリーランスになると個人で新たに入り直す必要があるので、SBI証券などに資料請求をし、先程の送られてきた書類の内容を使って申込みをします。手続きを忘れて6ヶ月経ってしまうと、お金が凍結されてしまうので要注意です。

小規模企業共済

こちらも401k同様、掛け金が非課税になります。401kのように運用方法は選べませんが、下記のページに書いてあるとおり、長く加入していれば金額が増えますし、廃業した場合は20年未満でも元本を下回ることはないのでおすすめです。加入方法は資料を取り寄せて、記入して提携している銀行の窓口に持っていけばOKです。僕はUFJに持っていきました。

フリーランス協会

入るかどうかは人それぞれですが、このフリーランス協会に入ると自動的に賠償責任保証が自動付帯されます。特にエンジニアは1つのミスでかなりの損害を生んでしまうリスクがあるので、もしもの時の備えとして入っておいたほうが安心かなと思います。また、協会員になると所得補償制度もあり、通常の保険よりも安い値段で入れるようです。