北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

新卒エンジニア4年目の今まで意識してきたこと

新卒でエンジニアになって早いものでもう4年が経とうとしています。
自分が4年間どういうことを意識しながら仕事をしてきたかを整理しておこうと思います。

新卒1~2年目

目の前の仕事をガムシャラに圧倒的なスピードでやる

ちょっとつまらないこと、あまりスキルにならないことでも早く全力でやることで周りからの信頼が得られ、それによって面白い仕事やチャンスを得られる可能性が高まると思います。

  • 量を圧倒的にこなす。あまり計画やスケジュールは綿密に立てない
  • メールやチャットなどレスは早く、確実に
わかったふりをしない

自分がきちんと理解していないのに、あたかも理解したような顔をしたり、質問を途中でやめてしまうことはとても危険です。わかったふりをするのを続けているとだんだんそれが上手くなってきて、どんどんごまかすようになり全く良いことはないはず。ショーンK並に相手を騙せれば文句はないですけどw

  • わからない時は正直にわからないと言う
  • 用語だけでなく背景や思想を理解する
真面目になり過ぎない

1つ目に書いたことと矛盾してしまいますが、目の前のタスクをガムシャラにこなすことだけが良いことではないと思っています。仮にそれによってメインのタスクがちょっと遅くなったとしても、下記に使う時間もとても大事だと思います。

  • 関連することを芋づる式に調べる
  • 自分が関わっている以外のプロジェクトのソースコードを読む
必ずWhyを考える

自分がやっていること、作ろうとしているものが「なぜ」「何のために」やるのか、作るのかということを必ず考えるようにしていました。
たとえ「受託案件」「簡単なタスク」だったとしても、必ず考える癖をつけます。
また、これを意識せずに実装するとただのコピペエンジニアに成り下がるので要注意。

  • そのタスクはどういう課題に対するものなのか
  • この実装はなぜこうしたのだろうか
自分のできることや知っていることだけで解決しようとしない

これは新卒1年目の時に、当時のOJTの先輩に言われた言葉です。
特にエンジニアになりたての頃は知らないことばかりで、自分が想像できない解決方法があったりするはずです。自分の知っている実装方法だけでやろうとせず、もっと良い方法やスマートな方法がないか必ず探すようにしましょう。
技術、仕事のやり方、ツールもです。

できない理由を探さずに、できる方法を探そう

学生時代に聞いた講演で、ビズリーチの南さんもこんなことを言っていました。

"ヒトはできない理由を探すのが得意。どうやったらできるかを考えると人生はがentertainmentになる"

実装方法がイメージがつかないからとか、面倒そうだからという理由でできませんということは許されません。ある、エンジニアではない人に言われたことですが、色々なエンジニアと接していると技術的に困難なのか、それとも怠けているかはすぐに分かるそうです。もちろん、何でも出来るわけはありませんが、技術的やスキル的に困難だったとしても、きちんとその事実を正直に伝えることとその代替の手段を提示できるように心がけていました。

新卒3~4年目

言語化すること

自分の考えやなんとなく感じていることを言語化する癖をつけると、頭の中が綺麗に整理されます。これを続けていると、人への説明がわかりやすくなったりドキュメントが構造的に書けるようになります。なんとなくが言語化できると、ユーザー心理がつかみやすくなったりするメリットもあります。

  • Twitterやブログに自分の考えを書く
  • 非公開のメモ帳に自分の感じたことや考えを書く
  • "なんとなく"感じたことを言葉にする努力をする
難しいことの理解を諦めない

エンジニアの場合、新しい言語やフレームワークを使うときなど、最初はかなり苦戦することがあります。しかし、最初にきちんと基礎的な部分を理解することによって、後から楽になることが多いです。最初は結構、脳が辛いですが徐々にトレーニングされて耐えられるようになる気がします。

どういう結果を出せるかを意識する

これから作る機能がどういう価値や効果を生むのか、ということを常に考えるようにしています。また、もし他に優先するべきもっと大きな課題がある場合や、効果が確実なものがあればそちらを優先するようにします。

以前こういうことを言っている人がいて、まさにそうだなと思ったことがあります。
大体根拠の薄いあったらいいな、は効果が出ないものが多いです。

"あったらいいなは、なくても良いと同じ"

最後に

大学を卒業するときに、自分の恩師に言われた言葉です。既に3年は過ぎていますが、今でのこの言葉は常に意識しています。

「20代にどれだけスキルを身につけるかで、その先の社会人生活は決まります。とにかく最初の3年間をガムシャラに働いてください。そうすれば自ずと先は見えてくると思います。」

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