NANKANGのNS-25をゴルフRに装着してみた
昨シーズンでゴルフRの純正で装着されていたContinentalが3万キロほどで寿命を迎えたため、今回新しいタイヤを選ぶことにしました。今回はタイヤ選びとNS-25のレビューを書いていこうと思います。
タイヤ候補
まず、ゴルフRの純正タイヤのサイズが225/40R18になるんですが、そのサイズでタイヤを検索してみます。
候補として挙がったのが、
- MICHELIN PS4
- BRIDGESTONE POTENZA S001
- DUNLOP DIREZZA DZ101
- NANKANG NS-2
- NANKANG NS-20
- NANKANG NS-25
です。PS4とS001はプレミアムスポーツという名に相応しく、スポーツ性能やタイヤの剛性感と快適性のバランスがとても良さそうな印象です。
DZ101は国産メーカーでありながらアジアンタイヤよりも低価格というのが魅力的ですが、レビューを見ると性能的には中途半端でアジアンタイヤに劣るのでは?という感じ。
続いてNANKANGのNSシリーズは、NS-2はパターン的にロードノイズが気になりそうだなぁというので、NS-20と25はバランスが良さそうですが、サイドウォールの丸さとリムガードの小ささが気になるポイントでした。ただ、値段が2/3くらいになるのはかなり魅力です。
重視したポイント
- ロードノイズの小ささ
- 乗り心地の良さ
- 程々にグリップする
- 安い
という3点です。もともとゴルフRは遮音性が高く、タイヤハウス内の吸音材などもしっかりしていたため、純正のすり減ったContinentalでもそこまでロードノイズがうるさいという感じはしませんでした。最近子供が産まれて、より静かな運転をするようになるのでそこまでグリップは必要ないかなと。また、アジアンタイヤは以前にATRやNexenなどを使っていたこともあり、今回はメジャーになっているNANKANGを候補に入れました。
最終的にはNANAKANGのNS25を購入しました。
実際に1ヶ月ほど走行してみて
一言で表すと「静かで柔らかい」です。
ロードノイズは評判は高かったものの、そこまで期待していなかったんですが結構静かです。つい先日までスタッドレスを履いていて、スタッドレスは柔らかいのでロードノイズがかなり低い(特有の音はあるが)ので夏タイヤに履き替えると結構うるさく感じるんですが、全然うるさく感じませんでした。音の質としては、アスファルトのザラザラをゴムの柔らかさでうまく吸収しているという感じです。交換直後はタイヤの中で共鳴するような音が若干耳についたんですが、100キロほど走るとあまり気にならなくなりました(慣れたのかも)。
乗り心地は225/40とは思えないほど当たりが柔らかいです。元々ボディー剛性が高く、タイヤの硬さを感じさせない車なんですが、NS25になってそれが更に際立っています。それと引き換えに、コーナリング時のタイヤのヨレはかなりあります。特に中高速コーナー(60キロ以上)を曲がる時などは、グニャっという感じがステアリングやお尻を通して伝わってきます。高速道路でも真っ直ぐな道は良いですが、首都高などのようにコーナーが多いところを走る人は不満に感じるポイントだと思います。扁平率が40で空気圧を若干高めにしても感じるので、45や50になると更に柔らかさを感じると思いますね。
まとめ
安くてコンフォート性能を求める人にはとても良いタイヤだと思います。僕もしばらくはコンフォートな運転をする必要があるので、柔らかさ含めて総じて満足です。特にS001の半値以下で買えるのは非常にコスパが高いです。あとは、柔らかさとライフがどの程度両立できるのかというところです。個人的には2万キロちょっと保ってくれれば十分だと思っていますけどね。