北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

本格的にリモートワークを初めて2ヶ月半ほど経った感想

Web/iOS/Androidエンジニアとして、リモートワークを初めて2ヶ月半ほど経ちました。1ヶ月位経って慣れたかなと思ったのですが、その後も徐々にダレてしまったりと、色々と苦労する点も多かったです。なので、少し振り返っておこうと思います。

メリット

睡眠時間が伸びた

通勤がないので、その分睡眠に充てられる時間が増えました。起きてすぐに着替えずに作業ができる。トラブル時でも基本的に自宅で対応できる体制が整っています。

体調が多少悪くてもパフォーマンスが落ちにくい

自宅で作業するため、多少眠かったり具合が悪い場合はベッドで休むことができます。特に体調が悪い時に辛いのが通勤です。通勤の電車での苦痛から開放されるだけで、かなり楽になるはずです。

花粉症が軽減される(風邪をひきにくくなる)

外にあまり出ないのと、自宅のデスク横にプラズマクラスターの空気清浄機を設置しているので、花粉症の症状がかなり軽減されます。

明日から仕事かぁと思うことが全くなくなった

元々、あまり仕事に対するネガティブな感情はない人間なんですが、家で仕事をするようになってから全くと言ってよいほど、次の日の仕事を気にすることがなくなりました。それは、恐らく朝早起きする必要がなくなったり、体調のコントロールがしやすくなったというのが背景にあると思います。

デメリット

アイディアが出づらくなった

これはまだ原因がはっきりしていないのですが、オフィスなどで働いている時は結構周りの雑音だったり誰かと雑談したりするので、それが何かを思いつくのに良い影響を与えているのかなと思ったりします。これに関しては、集中力や色々なものが原因だと思うので試行錯誤しているところです。

目に見える結果を出さなきゃという焦りが生まれる

オフィスに居ると、何となく仕事をしているというのがわかるのであまり感じないのですが、顔が見えないと自分が仕事をしているということをきちんと理解してもらえているだろうか?とか、今日は全然コードを書いていない、などの焦りを感じることがあります。もちろんオフィスワークでもアウトプットが一番重要ではあるものの、リモートワークになって強く感じていることです。

タスクを消化している感覚が強くなった

これは自宅、という誘惑が強い場所特有だと思いますが、一つのタスクが終わるごとに席を立ったりして必要以上に解放される感じがあります。オフィスに居た時は複数のタスクを連続してこなすのがそこまで苦ではなかったのが、それができないことがあります。

トラブル時の温度感がわかりづらい

オフィスワークのメンバーと一緒に働いていると、障害が起きている時にオフィスでどんな対応をしているのか、どの程度の緊急度なのかがわかりにくいというのがあります。特に緊急の場合は口頭でやり取りされることも多く、リモートのメンバーは取り残されている感覚になることもあると思います。

工夫しているところ

デスク環境
  • ディスプレイ
  • 椅子
  • ディスプレイと窓のレイアウト

上記の3つには特に気を使っています。ディスプレイと椅子に関しては別記事で紹介しますが、ディスプレイに窓からの光が反射すると目がかなり疲れるので、窓とディスプレイの位置関係は重要です。ディスプレイには直接窓からの光が当たらないように注意し、窓と平行にディスプレイを設置するようにしています。

トラブル時に積極的に協力する

予めトラブル時の共有方法を決めています。まずはSlackでトラブルの現状を共有してもらい、オフィスでタスクに分解できる場合はタスクに落としてから振ってもらうようにし、対応策を全員で考える場合はオンラインMTGをするようにしています。また、こちらから積極的に何か協力できることがあればやります、という姿勢を見せることも大事です。(トラブルの時は存在を忘れられがちなのでw)

家の外で一定時間仕事をする

デメリットのところにも書いた、雑音&周りの目というのは結構集中したりアイディアを考えたりするのには効果的で、一日2時間とかでも外のカフェなどで集中する時間を作ると結構捗ったりします。

ランチを外で食べる

家で仕事していると一歩も外に出ない日が結構あります。そうすると、段々と気持ちが曇ったりすることもあるので、気分転換に外でランチを食べたりするのが効果的です。

ジムに行く

リモートで働いていると、通勤がない分とにかく運動不足になります。全然太らなかった人でも、徐々にお腹周りにお肉がついてくるのがわかるはずです。詳しくは前に書いた記事があるのでそちらを読んでほしいですが、特にリモートワークは意識的に身体をメンテナンスを行う必要があると思います。
musclehustle.hatenablog.com

まとめ

リモートワークになって色々なメリットがある一方で、きちんとパフォーマンスを発揮するためには自分自身に向き合って、工夫しながら仕事の仕方を探っていく必要があると感じています。しかし、あまり追い込みすぎるのも良くないですし、1日中集中して作業するというのは無理だと割り切るようにしています。1日の中で2、3時間集中して一気に作業する時間がを作れるように意識すると、自然と自分の最大限のパフォーマンスを引き出す方法が分かってきそうなので、その辺を意識しながらまたしばらく試行錯誤してみようかと思います。