北海道でリモートワークするエンジニアの日常

東京から札幌に移住したフリーランスのエンジニア。車、筋トレ、ライフハックネタが多め。

エンジニアとして2年くらい副業をしてどうだったか

2016年から2年間くらい副業をしていたので、その時のことを軽くまとめておく。

自分はエンジニアとして新卒でWebサービスを運営している会社にエンジニアとして入社した。最初の2年くらいはとにかく、目の前の業務をがむしゃらにこなして社内の評価を得ようとした。同時に、2年目の途中からは自分のやりたい新しい分野の技術(iOSのネイティブアプリ)の勉強を初め、社内でメンバーを集めて勉強会みたいなことをやっていた。そして、3年目になる時にiOSアプリの新規サービスの開発に参加でき、その後3年ほどそのプロジェクトに関わっていた。

しかし、4年目くらいに社内での評価と社外で通用するエンジニアとは違うのではないか、という疑問が大きくなり、転職しようかと思い始めた。そんな時、副業というワードを目にして、そういえばうちの会社は副業禁止ではなかったし、どういうのがあるのか探してみよう、という軽いノリで色々見ているとコデアル(CODEAL)というサービスを見つけた。

登録し、自分がやりたい案件(自分の場合はiOSアプリ開発)について「詳しく要件を聞きたい」を押しておくと、コデアルの人から連絡が来て面談をし、その後企業のエンジニアの人と面接をするという流れだった。もし、興味のある案件がなくなってしまっても、コデアルの人から同じような案件を紹介してもらえる。

自分の場合は、本業をやりながら副業をやるという選択をしたのだが、それによって得られたものがいくつかある。

  • 他社の開発スタイルを見ることができた
  • リモートの会社だったのでオンライン上でのコミュニケーションスキルが上がった(コデアルにある案件は副業ということもありリモートが多い)
  • 自分のスキルが通用するかどうかを試せた
  • フリーランスになるきっかけになった(働き方の視野が広がった)
  • 収入がアップする

もちろん、2つの仕事を並行して進めないといけないのでデメリットもあった。

  • 本業が終わって家に帰ってもゆっくり休めない
  • 本業が忙しいと副業に割ける時間がなくなる(あくまでも本業優先のため)
  • 読書やプライベートで開発に使っていた時間がなくなる

など、どちらもあるのだけど、総じてやって後悔は全然していないし、得られたものは非常にたくさんあったと思う。しかし、単にお金目当てではなく、何かしらスキルアップしたいとか目的があったほうがいいと思う。特にエンジニアなので、短期的にお金のために働くと言うよりは、自分のスキルを磨くことに時間を使うなど、長期的に見て何が自分にとってプラスになるのかをよく考えた上でやったほうがいいな、と思った。